『バンブルビー』 「トランスフォーマー」シリーズ本編より面白い!? 感想 ネタバレなし
『バンブルビー』
監督/トラビス・ナイト
上映時間/114分
観賞方法/映画館(字幕)
あらすじ
父親を亡くした悲しみから立ち直れずにいる少女チャーリーは、18歳の誕生日に小さな廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つける。すると突然、その車が人型の生命体へと変形。驚くチャーリーを前に逃げ惑う生命体は、記憶と声を失って何かに怯えていた。チャーリーは生命体を「バンブルビー(黄色い蜂)」と名づけ、匿うことにするが……。
(映画.comより)
『トランスフォーマー』シリーズのスピンオフ!!
「トランスフォーマー」シリーズの前日譚となる
『バンブルビー』
『トランスフォーマー』シリーズと言えば、
シリーズを重ねるごとに
過去の作品の設定をぶん投げることでお馴染みですね…
1で初めて地球に来たと言っていたのに、
3では実は以前にも来ていたと言ったり、
5ではアーサー王の時代から歴史の裏に潜んでいたとか、
もうメチャクチャでどれが正しいか分からねぇよ!!
5作目まで全てマイケル・ベイが監督を務めているにも関わらず…
記憶力無いのか、マイケル・ベイには…
そんな『トランスフォーマー』シリーズでは、
マイケル・ベイ以外が監督を務める初の作品となります。
監督を務めるのは、
『KUBO クボ 二本の弦の秘密』で知られる
トラビス・ナイト。
『KUBO クボ 二本の弦の秘密』が面白かっただけに、
いつもの『トランスフォーマー』シリーズより期待値も高めでしたが、
シリーズの中で1番楽しめました‼
アニメよりの見た目がサイコー!!
『トランスフォーマー』シリーズでは、
やたらバンブルビー推しをしてきましたが、
初めてバンブルビーかわいいと思いました!!
今回の映画では、
サブキャストとして登場するオプティマス・プライムも、
アニメよりの見た目となっており、
前作までの見た目の100倍愛着がわきました。
実写映画版『トランスフォーマー』を観て、
「あぁー、コンボイだ」
「懐かしい~」
と感じれるとは思いませんでした。
良い意味で期待を裏切られましたね!!
バンブルビーの車形態が、
いつものカマロではなくビートルなのですが、
変身後の姿が車の面影を残しており、
カマロのバンブルビーより良かったですね!!
やたらカクカクして、
ボディに隙間が多くて可愛くない…
シンプルで分かりやすいストーリー
『バンブルビー』では、
登場キャラクターの人数をしぼることで、
ストーリーのスリムアップに成功しており、
シンプルで分かりやすい。
今までの『トランスフォーマー』シリーズは、
5作目まで全ての作品が2時間以上と無駄に長かったが、
今回は114分と初めて2時間を切っています。
登場人物を絞ることで、
主人公やバンブルビーのキャラクターを掘り下げることに成功しており、
今までで1番感情移入しやすいです。
地球に現れるオートボットは、
バンブルビーのみ。
敵であるディセンプティコンも3体だけなので、
見分けがつかなくなることもなかったです。
トランスフォーマーでまさかの感動!?
今までの『トランスフォーマー』シリーズでは、
主人公は戦いに巻き込まれて振り回されるだけのイメージが強かったですが、
今回は物語を通して主人公チャーリーの成長を、
丁寧に描かれていて好感が持てました。
バンブルビーの表情も前作までよりもイキイキしているので、
感情が伝わってきます。
『トランスフォーマー』のスピンオフですが、
シリーズ本編もこの路線で進んでほしいですね!!