アントマン 感想 ネタバレ有り
最小ヒーロー誕生
監督/ペイトン・リード
出演/ポール・ラッド
エバンジェリン・リリー
コリー・ストール
あらすじ
1989年、ハンク・ピム博士は物質の縮小と拡大を可能とするピム粒子を発見する。
だが、ピム粒子の危険性を恐れたピム博士は、ピム粒子の存在を封印する。
現在、ピム博士が立ち上げたピム・テック社の後継者ダレン・クロスがピム粒子を軍事目的に転用したイエロージャケットの開発を目論んでいた。
それを、阻止すべくピム博士は元エンジニアのコソドロ、スコット・ラングに接触する…
哀愁のヒーロー、スコット
刑務所から釈放されたばかりで仕事も無く、やっと見つけたサーティワンのアルバイトも前科がバレてクビに…
マーベルヒーローにしては、珍しく哀愁溢れるヒーロー。
MCUの中でも特にコミカルで、最後まで明るい雰囲気で楽しめます。
父と娘
娘のため父として相応しい男になりたいスコット。
そして、母の失踪から距離が離れてしまったピム博士と娘のホープ。
二組の父と娘の関係が、コミカルな展開の良いアクセントになってますね。
期待の次回作
残念ながら、「インフィニティ・ウォー」には参戦しなかったアントマン。
だが、8月には次回作の「アントマン&ワスプ」が公開されます。
物語は、「シビル・ウォー」の直後から始まるそうです。
確かに、シリアスだった「インフィニティ・ウォー」に参加して、またコミカルなアントマンに戻ってくるのは無理がありそうですしね…
今後の作品への伏線?
アントマンのレギュレーターが不具合を起こすと、原子以下の存在となる。
そして、量子の世界に入り時間と空間の概念が全て無くなり永遠に小さくなり続けていく。
ピム博士の妻はミサイル攻撃を食い止めるため、量子の世界に入りこみ元の世界に帰れなくなりました。
ピム博士の妻を取り戻す以外にも、この伏線がいきてくるかも知れません。
時間と空間の概念が無くなるなら、「インフィニティ・ウォー」のあのラストに干渉出来るかも?
「アベンジャーズ4」では、意外とアントマンが重要な役割を担う可能性も有るかも知れませんね!
個人的満足度
8/10
コミカルなヒーローが大暴れ!
シリアスなヒーローは嫌な貴方も頭をカラッポにして楽しめますよ!!
余談 今回のゲスト声優
ブラックマヨネーズの小杉さんが、スコットの友人ルイスの声優を務めます。
小杉さんが声優をしていると知らずに観始めたのですが、「いや100%小杉じゃん!!」と思わずツッコミたくなるくらい違和感バリバリでした…
ルイスが過去を回想するシーンは、もうルイスの顔より小杉さんの顔しか浮かびませんでした…