デトロイト プレイデモ 感想
それは命か、それともモノか
発売予定日/2018年5月25日
「ヘビーレイン」、「ビヨンド」など美麗なアドベンチャーゲームを手掛けるクアンティック・ドリームによる待望の最新作。
先日配信されたプレイデモをさっそく体験しました。
交渉人コナー
主人公の人質事件の交渉人コナー。
現場の刑事の態度や不安がる人質の母からアンドロイドが信頼されてないのがわかります。
何故かコイン回しが得意。
現場の情報を収集
事件の全容を知るため情報収集。
暴走したアンドロイドの名前やなぜ暴走したかを調べると交渉がより有利に進められます。
現場でのわずかな痕跡から事件の流れを探りだす捜査方法は、
「ヘビーレイン」でのFBI捜査官を思い出しますね。
犯人との直接交渉
事前に調査した内容をもとに犯人と交渉。
犯人の感情に訴えかけるか、
それともより直接的な解決法を取るかも自分次第です。
ちなみに、私は初見プレイで人質は救出するもコナーは犯人に撃ち殺されてしまいました…
謎の表示
プレイ内容によっては、右上にソフトウェアの異常と表示されます。
コナーもプレイ方法によっては、自我を確立していくのかもしれませんね。
プレイ後の感想
クアンティック・ドリームならではの美麗なグラフィックと没入観を高める直感的な操作方法は健在。
ストーリーも続きが気になります。
しかし、一部の選択肢には制限時間があるのでトロい自分は少し焦りました…
フローチャートを見ると、
このデモプレイだけでも5種類のエンディングが用意されているので、
本製品にはさらに膨大な選択が待ち受けているでしょう。
5月の発売が今から楽しみですね。
アベンジャーズ インフィニティ・ウォー 感想 ネタバレ有り
最強の敵、襲来
監督/アントニー・ルッソ
出演/ロバート・ダウニー・Jr
クリス・エバンス
あらすじ
アスガルドから脱出したソーを乗せた宇宙船は、突如巨大宇宙船に襲われる。
宇宙船には、パワーストーンを手に入れたサノスが乗り込んでいた。
その強大なパワーに圧倒されるソーとハルク。
最後の力を振り絞ったヘイムダルによって、ハルクは地球へと飛ばされる。
ロキの持つスペースストーンを奪ったサノスは、残されたインフィニティストーンを求めて宇宙に消えた。
地球に飛ばされたハルクことブルース・バナーはドクターストレンジに「サノスが来る」と警告する。
地球と全宇宙に未曾有の危機が迫っていた…
最大の敵、遂に登場
今まで、ポストクレジットシーンやわずかな出番しか無かったサノスが遂に登場。
宇宙の生命を存続させるため、
全生命の半分は抹殺しなければならないと、
極端な野望の為にインフィニティストーンを集めます。
ガントレットに頼らずともハルクと同等以上のパワーを持ち、卓越した戦闘技術でハルクを圧倒。
インフィニティストーンを集めることで更に強くなっていく様は、圧巻でした。
ただ強いだけのキャラクターではなく、
彼自身の哲学を持ち、信念を持って行動する魅力的なヴィランでした。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のヴィランは、印象に残るキャラクターが少ないですが、散々焦らしただけあり圧倒的なインパクトがあります。
吹替え版の声優・銀河万丈さんは相変わらず迫力があり素晴らしいですね。
やはり吹替えは、芸能人でなく専門職の声優に任せて欲しいです…
頼れる社長トニー・スターク
今回は、いつでも敵に対応出来るよう胸にナノマシンスーツを着用するスタークさん。
恋人のペッパーに、「これは何なの?」と怒られます。
そりゃそうだよね…
毎回どんどんパワーアップするアイアンマンスーツ。
今回、戦闘時にはV2ガンダムみたいな形態になります、マジで。
でも、カッコいいよ!
アベンジャーズのコメディリリーフ、スパイダーマン
緊張感あるストーリーを和ませるコメディリリーフのスパイダーマン。
今回は、宇宙空気対応のアイアン・スパイダーマンに大変身です。
自分はいつものスーツの方が好きだけど、メタルなスパイディもカッコいいよ!!
ヒーローとしての師匠アイアンマンとの関係も必見です!
全ヒーローに見せ場が有る
成長し様々な魔術で戦うドクターストレンジ。
新たな盾で戦うスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)。
相変わらずノリがいいガーディアンズオブギャラクシーの4人。
もう書ききれないくらい全ヒーローに見せ場があります。
なのに、破綻せずテンポ良くストーリーが進みます。
また、ヒーロー同士のやり取りがたまりませんよ。
グルートが「俺はグルート」と言うと、
スティーブが真面目に「僕はスティーブ・ロジャース」と答えるとか。
今まで、丁寧にシリーズを積み重ねてきたMCUの強みが上手く活かされてます。
それが、DCエクステンデット・ユニバースとの違いなんですよね。
意外な役で登場ピーター・ディンクレイジ
「ゲーム・オブ・スローンズ」のティリオンで有名な彼が、巨大なドワーフの鍛冶屋として登場。
ムジョルニアを失ったソーに新たな武器を作ります。
「ゲーム・オブ・スローンズ」では、
「俺をドワーフと呼ぶな!」と怒っていたティリオンに、ドワーフを演じさせるのは皮肉ですね。
衝撃的なラスト
サノスに破れ去ったアベンジャーズ。
サノスが完成したインフィニティガントレットの力を行使したことにより、全宇宙の生命の半分が消え去ってします。
それは、アベンジャーズのヒーロー達も例外ではありません。
次々と消えてしまうヒーローと、
残されて途方にくれるヒーロー達。
もう今から次回作が待ちきれませんよ!
キャプテン・アメリカとアイアンマンは残されたので、次回作では和解してサノスに立ち向かうことを期待したいです。
次回への布石、ポストクレジットシーン
ニューヨークの事件以来スタークの行方を探す元アベンジャーズ長官ニック・フューリー。
だが、彼の目の前で人々が消える現象が発生。
何処かへ連絡を取ろうとするフューリーだが、彼自身も消え去ってしまう。
残された通信機には、キャプテンマーベルのエンブレムが表示されていた…
ニック・フューリーが「エイジ・オブ・ウルトロン」以来の登場。
「キャプテン・マーベル」では、過去の彼が登場する様です、楽しみですね。
個人的な満足度
9/10
全キャラクターに見せ場があり、圧倒的迫力のヴィランも登場。
あんな終わり方じゃ次回まで待ちきれませんよ。(良い意味で)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス 感想 ネタバレ有り
仲間とノリで宇宙を救え
監督/ジェームズ・ガン
出演/クリス・プラット
デビッド・バウティスタ
あらすじ
惑星ソヴリンから貴重なアニュラックス電池を盗んだことで指導者アイーシャ率いるソヴリン軍に追われる身となったガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。
窮地に陥るが、クイルの父親と名乗る謎の男エゴに助けられる。
エゴの惑星に向かうクイルとガモーラとドラックス、
宇宙船の修理を行うロケットとベビーグルートに分かれる。
アイーシャの依頼で彼らを狙うヨンドゥ率いるラヴェジャーズに襲われるロケットとベビーグルート。
だが、攻撃の最中、手下の反乱によりロケットとベビーグルートと共に捕らわれるヨンドゥ。
その頃、クイルとガモーラにも危機が迫っていた…
ドタバタチームで宇宙を救え
根拠の無い自信家クイル、
クールな暗殺者ガモーラ 、
空気の読めない戦闘マシーン・ドラックス、
小さな体のパワフルアニマル・ロケット、
成長途中のキュートな植物・ベビーグルート。
四人の軽快な掛け合いは本作も健在。
だが、中盤で二組に分かれて行動するシーンが少し長かった。
もっと彼らの掛け合いを観たかった。
イカした宇宙海賊ヨンドゥもパワーアップ
前作でも存在感を放っていたヨンドゥは見せ場が倍増。
頭のトサカを撃ち抜かれたときは、
「ヨンドゥはロボットなの?」と驚きましたが、
頭のフィンは外付けなんですね…
口笛で矢を操る特殊な攻撃で敵をなぎ倒す、
カッコいいぜヨンドゥ!!
あのスターも出演
なんとあのシルベスタ・スタローンも宇宙海賊ラヴェジャーズとして出演。
ポストクレジットシーンにも登場していたので、今後のシリーズにも登場するようです。
個人的満足度
7/10
軽快な音楽と爽快なアクションがパワーアップ!
でも、もっとチームとしての彼らを観たかった。
ゴッド・オブ・ウォー プレイ開始
神話アクションアドベンチャー、新生。
クレイトスとしての視点
まだ数時間しかプレイしてませんが、面白い!!
前作の俯瞰視点の操作方法から、
一新した三人称視点の操作方法が面白い!!
また、ムービーパートからゲームパートがシームレスに繋がっています。
オープニングからエンディングまで、全編ノーカットで繋がっている様です。
このおかげで、ゲームへの没入感が半端じゃないです!
前作までのゴッドオブウォーシリーズは、
クレイトスの戦いを俯瞰して眺めているだけの印象でした。
彼の怒りで物語が進みますが、
正直前作までのクレイトスはあまり魅力を感じませんでした。
今作では、クレイトスの息子の存在がクレイトスに怒り以外の感情を際立たせていて、彼に感情移入出来るんですよ。
神の血を引く子、アトレウス
息子との距離を上手く掴めないクレイトスとアトレウス。
アトレウスの存在がクレイトスに深みを与えています。
この先、彼ら親子の関係がどうなっていくか楽しみですね。
息子の頭を撫でることも躊躇するクレイトス。
北欧神話の世界
オーディンやヨルムンガンドなど、ゲームや漫画好きなら一度は聞いたことのある北欧神話。
正直、北欧神話自体は詳しく知りませんがストーリーを進めるごとにアトレウスの手記として情報が加えられるので、それを読み進めるのも楽しいです。
これからクレイトスの旅がどうなるか
まだまだ楽しめそうです!!
レディ・プレイヤー1 感想 ネタバレ有り
オアシスへようこそ
出演/タイ・シェリダン
オリビア・クック
あらすじ
貧富格差や環境問題など多くの問題を抱えながらも、
VR世界OASIS(オアシス)が国際的インフラとして復旧した世界。
OASIS開発者のジェームズ・ハリデーが、OASIS内にイースターエッグ(隠しアイテム)を隠したと遺言を残して亡くなる。
イースターエッグ発見者には、
ハリデーの遺産と
OASIS開発会社グレガリアスの全株式が譲られる。
OASIS内では、
イースターエッグハンター、通称ガンターが一大ブームとなり拡がっていった。
トレーラーハウス集合住宅、通称スタックに住むウェイド・ワッツもガンダーとして、
イースターエッグ探しに取り組んでいた。
究極のVR世界へ
2015年に原作小説「ゲームウォーズ」を読んでから、実に3年越しの待望の映画でテンションぶち上がりで観に行って来ました!!
そもそも、2017年12月に公開予定だったのですが 、「スターウォーズ/最後のジェダイ」の公開が12月と発表されたため公開日を延期したんですよ。
日本では、翌週に「アベンジャーズ」が控えているので正直集客が割れそうですが…
人気キャラクター大集合!!
「ストリートファイター」のリュウや春麗、
「バットマン」のバットマンとハーレクインなど数えきれないくらい映画やゲームの有名キャラクターが登場します。
有名映画のオマージュやパロディも満載です。
正直一回観ただけでは、把握しきれないくらい登場するので、どれくらい探せるかに挑むのも楽しそうですね。
日本人キャストも出るよ!
森崎ウィンが演じるダイトウ。
劇中では、ハリデーのアバターに土下座したり、最終決戦前には謎の瞑想をしたりと外国人から見た日本人なんですが…
日本語のセリフが一言有るので、
思わずニヤリとしちゃいましたよ。
冒頭からテンションMAXのデスレース!!
序盤のレースは映画オリジナルの展開。
登場するのは、
「AKIRA」の金田バイク、
「マッドマックス」のインターセプターなどなど…
映画ファンならワクワクする夢のレース!
その車たちが、「キングコング」や「ジュラシック・パーク」のT・レックスに容赦なくぶっ壊されます!!
このレースは観ていてテンション上がりますね。
金欠のウェイドが、コインを拾って燃料をチャージする描写もこの映画ならでは。
しかし、このレースに勝つ方法がスタートからバックで進むだけって安易過ぎませんか?
誰か気付きそうだけどな~
リアルでは苦労人
現実世界では、スタックと呼ばれるトレーラーハウスを積み重ねた集合住宅に住む主人公。
一緒に住むおばさんの彼氏にボコられ、自分の居場所は洗濯機の上のベッドのみ。
そりゃOASISに逃避したくもなるよ…
「シャイニング」の世界に挑め!!
第2の鍵の試練にて、映画「シャイニング」の舞台に飛び込みます。
実は、僕はまだ「シャイニング」観てないんですよ…
映画に登場するキャラクターのエイチも、「シャイニング」を観ておらず試練の罠にハマってしまいます。
「シャイニング」を観た人も観てない人もニヤリと出来ますよ。
アイアンジャイアント・ガンダム VSメカゴジラ
最終決戦では、
ウェイドの呼びかけでオアシスを守るため集まったアバターVSソレント率いるIOI社のシクサーズの一大決戦!
様々な映画やゲームのキャラクターが集い、戦う姿はまさに圧巻!!
メカゴジラが登場するとゴジラのテーマが鳴り響き、ガンダムとメカゴジラが戦うなんてワクワクしない方がおかしいでしょ!!
メカゴジラがこの映画オリジナルの造形で一瞬あれ?って思いましたが、それを吹き飛ばす迫力!!
パーシヴァルVSソレントでは、パーシヴァルが波動拳を繰り出します!!
正直英語の発音でなんて言っているのか聞きにくいですが…
世界観の説明不足
映画では、OASISがただのゲームではなく世界的インフラになっていることが分かりにくい。
原作では、OASIS内で高校や職場に通っているシーンも有るのでそこを上手く映画に落とし込んで欲しかった…
ラストシーンについて
ウェイドがOASIS内だけでなく、
現実での繋がりに目を向ける様になったのを示したかったのでしょうがOASISに休日をつくるのは違いませんか?
OASISで救われる人もいるわけですし…
あと、キスシーン短時間で2回必要ですか?
正直あそこは蛇足だと思いますが…
個人的満足度
8/10
人気キャラクター大集合でオタク大満足!!
パロディやオマージュでニヤニヤが止まらない映画です。
怒りのロードショー 感想
映画バカの青春物語
あらすじ
映画好きの高校生4人組が映画を語る。
ただ映画を語るだけの漫画
走るゾンビは有りか否か?
スタローン派かシュワルツェネッガー派か?
ロッキーを見たら走りたくなってきた…
そんな会話をしたことのあるあなたにピッタリの一冊。
特に何も起こらない。
ただ映画の話をするだけなのに面白い。
読み終わった後に、あなたは映画を観たくなるはずです。
キングスマン ゴールデンサークル 感想 ネタバレ有り
パワーアップ・ブリティッシュアクション
監督/マシュー・ボーン
出演/タロン・エガートン
あらすじ
エグジーが所属するイギリスの高級スーツ店キングスマンは、スパイ組織としての裏の顔を持つ。
キングスマンは謎の組織ゴールデンサークルの襲撃を受け壊滅する。
難を逃れたエグジーとマーリンは、同盟組織ステイツマンに助けを求める。
そこで死んだと思われたエグジーの師ハリーと再開するが、ハリーは記憶を失っていた…
スタイリッシュスパイアクション
新キャラのテキーラがアメリカ流投げ縄術やリボルバーガンアクションを繰り出し、
エグジー&ハリーの師弟アクションでテンションマックス。
これが観たかったんですよ!
死んだはずのハリー復活
アルファジェルって何だよ、みたいなツッコミは脇に置いといて。
復活してくれて素直に嬉しいよね。
魅力満点のスパイガジェット
仕込み傘、仕込み鞄といった紳士的アイテム。
アメリカンなバット型地雷探知機やボール型爆弾。
バットやボールでカモフラージュになるかは置いといて、イカしたアイテム満載。
エルトン・ジョン役はエルトン・ジョン
エルトン・ジョンが本人役で登場。
カメオ出演ってレベルじゃないくらい出てきます。
麻薬をきめたり、
メカワンコとお友達になったりしてます。
残念な点
前作から悪役だから殺しちゃっていいよね!
みたいなノリを引き継いでます。
今回はラストでテキーラがミンチにされちゃいます。
個人的に自分の正義に基づいて行動したテキーラは嫌いじゃないんですよ。
アクションもカッコいいし死んじゃって残念…
ハリーは結局治ったのか問題
蝶々の幻覚も見なくなるキッカケも無かったし、もう少しケガから立ち直る描写を入れて欲しかったなぁ…
個人的満足度
7/10
スタイリッシュアクションに磨きがかかったがストーリーはもう少し丁寧に描いて欲しかった。