『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドン!! 勝ち残るのは誰だ!!! 感想 ネタバレあり
ハリウッド発、怪獣大戦争!!
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
監督/マイケル・ドハティ
出演/カイル・チャンドラー
ベラ・ファーミガ
ミリー・ボビー・ブラウン
上映時間/132分
観賞方法/映画館(IMAX 3D・字幕)
あらすじ
前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する神話時代の怪獣たちとゴジラが、世界の覇権をかけて戦いを繰り広げる。また、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと、未確認生物特務機関「モナーク」に属する人々が奮闘する姿を描く。
(映画.comより)
- モンスター・バース、待望の第3弾!!
- 映画の顔!! 怪獣たち(モンスターズ)の勇姿!!!
- 怪獣たちに翻弄される人類…
- 人類の味方?? 地球の守護神としてのゴジラ!!
- 怪獣ファンは大満足のハリウッド版ゴジラ!!
モンスター・バース、待望の第3弾!!
『GODZILLA ゴジラ』から始まり、
『キングコング 髑髏島の巨神』に続く、
『モンスター・バース』待望の第3弾!!
ギャレス・エドワーズ監督の
『GODZILLA ゴジラ』では、
ゴジラの造形は良かったですが、
肝心のゴジラが登場するまでが長かった!!
ゴジラや同じく巨大生物である、
ムートーの出現に巻き込まれる
主人公たちの人間ドラマに重きを置いていたので、
悪くはないけど、もう一歩な出来映えでした…
しかし、
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』では、
前作の2014年サンフランシスコでの、
そのまま休む暇なく、
モスラの誕生!!
キングギドラの目覚め!!!
一気に観客の目を奪う構成で大満足でした!!
ストーリー的な荒らさはありますが、
ハリウッド大作の怪獣映画が観たい!!と、
劇場に足を運んだ人は大満足できるはずです!!!
映画の顔!! 怪獣たち(モンスターズ)の勇姿!!!
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』では、
怪獣同士の戦いや、
時には人間との戦いによって、
怪獣たちの勇姿が余すことなく納められています!!
前作『GODZILLA ゴジラ』では、
怪獣たちを人間にとっての脅威として、
描いていた反面、
怪獣たちのキャラクター性が希薄に感じました……
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』で、
少し珍しく感じたのは、
怪獣たちの顔にクローズアップする場面が、
多かったことです。
怪獣が街並みを破壊するシーンを撮してから、
怪獣の本体にクローズアップするなら、
珍しくないです。
しかし、
怪獣の全体像を撮してから、
顔にクローズアップすることで、
人間への脅威としてだけではなく、
個性を持ったキャラクターとして確立させていました!!
観賞後に、
監督は怪獣が好きなんだと感じましたよ。
怪獣たちに翻弄される人類…
未確認生物特務機関モナークで働いていた
ラッセル親子を中心に物語が進んでいきます。
前作の軍人の主人公よりも、
怪獣に近い立場なので人間ドラマを描く際も、
話が大きく脱線することがなく分かりやすかったです。
エマ・ラッセル博士が、
巨大生物とコミュニケーションを可能にする
音響装置オルカを完成させたことで、
環境テロリストに拉致されてしまいます。
しかし、
実は自らテロリストに接触しており、
近年の巨大生物の目覚めは人類の環境破壊が原因であり、
地球にとっての病原菌である人類に対抗する、
免疫が巨大生物であると語ります。
あー、いつものヤツですね…
この人類は病原菌説は、
いろんな映画や漫画でも擦られ倒していますよね…
分かりやすいから、別にいいんですが…
人類の味方?? 地球の守護神としてのゴジラ!!
「ゴジラをペットにするのね」
「いいや、我々がペットになるのだ」
予告編にも登場したこのシーンで、
人類とゴジラの共存を提示するのは、
前作でも登場した渡辺謙が演じる芹沢博士。
現代に目覚めた怪獣たちに対抗するため、
ゴジラと友好的な関係を築くべきだと主張します…
ゴジラを人類の味方とする展開は、
ちょっと違和感…
キングギドラとの最終決戦で、
ゴジラを援護する人類たち。
アレンジされたゴジラのテーマがかかり、
盛り上がるシーンなのは間違いないんですが…
怪獣ファンは大満足のハリウッド版ゴジラ!!
怪獣たちの大決戦は、
ハリウッドならではの大迫力!!
ストーリー面の違和感が拭えない所もありますが、
それを差し引いても楽しめる作品です!!
『モンスター・バース』の今後の展開が、
ますます気になりますね!!