蛸八の備忘録 映画・漫画・ゲーム

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『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』 クリア後感想

判断は君に委ねられた…
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『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』

 

『ウィッチャー3』に登場した

架空のカードゲーム、グウェント

 

その後、

オンラインカードゲームとして独立して、

『グウェント』の配信が開始されました。

 

そして、

シングルプレイのストーリーモードとして、

開発が進められていましたが、

ゲーム内容が拡大したため、独立したゲームとして、

『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』が配信されることになりました。

 

プレイする前は、

いくら内容が拡大したからって、

基本無料のカードゲームのストーリーモードに

お金を払うのは……

 

と思っていましたが!!

 

プレイして納得の出来になっていました!!

これはお金を出す価値は充分あります!!

 

 

 

 

主人公は女王陛下!!f:id:tako3110:20181225131803j:image

『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』では、

「ウィッチャー」シリーズの主人公ゲラルトではなく、

ライリアとリヴィアの女王メーヴが主人公として、

プレイすることになります。

 

ニルフガード帝国の侵攻から、

自国と北方諸国の運命を守るために剣を取ります。

 

クールなゲラルトもカッコよかったですが、

感情表現の激しいメーヴも魅力的なキャラクターですね。

 

 

裏切りと波乱に満ちたストーリー!!f:id:tako3110:20181225131853j:image

家臣と息子の王子の裏切りにより、

自国から逃亡し、放浪の身となったメーヴ。

 

ニルフガード帝国に対抗する軍を組織するため、

諸国を巡ります。


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ニルフガード帝国だけでなく、

ドラゴンなどのモンスターと戦うこともあり、

バリエーションに富んだバトルが楽しめました。

 

「ウィッチャー3」でもあった、

自分の選択が後々に物語に影響を及ぼす

システムも健在です。

 

良かれと思って、エルフを助けたら、

味方の軍人に毒を盛って殺されたり、

一時の感情で決断を下しても、

後々に手痛いしっぺ返しをくらうことも…

 

なかなか予測が難しく、

1つ1つの決断に責任が伴うシステムは、

緊張感があり、良かったです。

 

 

味方となる個性的な仲間たち!!f:id:tako3110:20181225131838j:image

自国から逃亡し、

ニルフガード軍に追われる身となった

メーヴの下に集まるのは、個性的な仲間たち!!

 

常にメーヴの側に控える忠臣 レイナード。

自らを“野良犬公”と名乗る盗賊 ガスコン。

各国を巡り、魔物討伐をする放浪の騎士アイク。


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他にも、ドワーフや女魔術師など…

 

いくつもの土地を巡り、

仲間を募ることで使用できるカードが増えて、

徐々に自軍が強くなっていく様はRPGのように楽しめました!!

 

 

お馴染みのウィッチャーも!!
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「ウィッチャー」シリーズの主人公、

“白狼”ことゲラルトも参戦します!!

 

リヴィアのゲラルトの称号を得ることになる戦いを、

プレイすることになります。

 

少し残念なのは、

1つのバトルへのスポット参戦だったことです…

 

もう少しの間、仲間に加わって欲しかったですね!!

 

 

シンプルだが奥深いカードバトル!!
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カードバトルのルールは、

カードごとに定められた数字の合計が、

最終的に多かった方の勝ちというシンプルなもの。

 

しかし、

 

このシンプルだが、

奥深いシンプルが実に面白い!!

 

『グウェント』では、

自陣のフィールドが3列、相手のフィールドが3列の計6列でしたが、

『奪われし玉座』では、

自陣のフィールドが2列、相手のフィールドが2列の計4列に変更になったり、

一部簡易化された部分もありました。

 

この変更は、

システムの理解を分かりやすいし、

ゲームのテンポを上げるうえで大正解だと思いました。

 

シンプルになっていても、

どのカードをデッキに入れるか悩む作業は、

やっぱり苦しい…

 

けど、やっぱり楽しい!!

 

バトルには、

自分で組んだデッキで勝負する、

2勝先取した方が勝ちのスタンダードバトル、

1本勝負のショートバトル。

 

そして、

決められた手札で勝負するパズルバトルがあります。

 

このパズルパズルが、

また難しくて厄介でした…

 

まさに、パズルのように決められた順番で

手札を切らなければいけないのに、

答えが分からないとサッパリ分からない…

 

結局、攻略出来ずに諦めた、

パズルバトルもいくつかありましたよ…

 

悔しいですね!!

面白かったけど…


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スタンダードバトルで特にお世話になったカード、

「イズベル:破壊者」。

 

バトル中に自軍が受けたダメージの合計を、

ランダムに相手に返すという反則級の1枚…


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モンスターとのバトルでは、

もっとお世話になったカード、「アイク:聖戦士」

 

自軍に受けたダメージ分、自身を強化し、

自身の数字分ダメージを与える恐ろしいカード…

 

加入時期も早いし、頼りになりました!!


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こんな風に数字がはね上がっていく頼り強さ!!

 

 


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「ウィッチャー3」でグウェントにハマった人はもちろん、

カードゲーム好きやシミュレーションRPGが好きな人にもオススメしたい1本でした。