ゴッド・オブ・ウォー 父と子の成長を感じるストーリー クリア後の感想
亡き妻の願いを叶えるため、男は旅立つ
あらすじ
亡くなった妻の願いは、
全ての世界で最も高い山の頂上に
遺灰をまく事。
クレイトスは息子のアトレウスとともに、
険しき旅へと赴く…
父と子の物語
旅の始まりはぎこちなかった親子関係。
最大の見せ場は、
ドラゴンや北欧の神々ではなく、
旅を通して変化していく親子関係でした。
前作までは、
相手の首を絶対もぎ取るマンのクレイトスに、
こんなに感情移入できるとは思いませんでしたよ。
簡潔で分かりやすいストーリーライン
全ての世界で最も高い山に遺灰を運ぶ。
シンプルなストーリーラインが
最後までぶれない。
旅を通して息子の成長を感じ、
クレイトス自身も過去と向き合うことで
前進していく。
新たな北欧神話の世界
「ヴァルキリー・プロファイル」
「マイティ・ソー」など、
数多くのゲームや映画で取り上げられた
北欧神話の世界。
オーディンやトール、
ヨルムンガンドなど
ゲーマーなら一度は聞いたことがあるはず。
ギリシャ神話の神々を滅ぼし尽くした
クレイトスがたどり着いた世界。
北欧神話の内容を少ししか理解してない僕にとって、
新しい世界は常に新鮮で魅力的でした。
はじめに出会ったときは、
絶対にバトルになると思ったヨルムンガンドは、
想像以上に大人しかったです…
クレイトスの味方達
過去のクレイトスにとって、
自分以外は、
敵か利用するだけの存在でしかありませんでした。
しかし、
この旅のなかでアトレウスが架け橋となることで味方と呼べる存在を得ます。
皮肉屋なブロックと潔癖症のシンドリの、
ドワーフの鍛冶屋兄弟。
クレイトスの斧、
リヴァイアサンも彼らの作品。
オーディンに囚われた「知の巨人」ミーミル。
首を切断されて、
ストラップ状態になりますが、
頼れるアドバイザーとして大活躍!!
立ちはだかる北欧の神々
北欧神話の神々は、
前作までの神々と違い、
巨大な姿で現れることはありませんでした。
最大の敵、バルドル。
ある祝福を受けているため、
痛みも感じず、死ぬこともないバルドル。
異邦の神であるクレイトスが、
自分に死を与える存在となるのではと考えています。
「女神転生シリーズ」でも、
お馴染みのトールやオーディンは、今回は登場せず…
次回作への登場が期待されますね。
トールの息子、マグニ。
トールの息子、モージ。
個人的満足度
10/10
新武器リヴァイアサンのアクションが楽しい!!
旅を通じて、親子の成長を感じるストーリーが楽しい!!
次回作が今から待ち遠しいくらい大満足です!!
次回作では、あのハンマーを持つ神が登場か?