ランペイジ 巨獣大乱闘 感想 ネタバレ無し
大暴れが止まらない!
原題/Rampage
上映時間/107分
監督/ブラッド・ペイトン
出演/ドウェイン・ジョンソン
あらすじ
エナジン社が所有する宇宙ステーションのラボが生体実験の事故により破壊される。
破壊されたラボから、病原体サンプルのカプセルが地球に飛来する。
その夜、サンディエゴ野性動物保護区に病原体サンプルが落下、ゴリラのジョージが病原体を浴びる。
霊長類学者デイビス・オコイエは、急成長をはじめたジョージを隔離するが…
怪獣映画に求めるものは?
近年では、
「GODZILLA ゴジラ」、
「キングコング 髑髏島の巨神」から始まった“モンスターバース”シリーズ。
そして、
「パシフィック・リム」シリーズなど、
怪獣が登場する映画が多数ある。
僕は新しい怪獣映画を観るたびに、
怪獣が誕生した経緯がどうとか、
ストーリーに矛盾がないか?とか、
ツッコミが頭に浮かんでは消えていた。
だがこの映画で、
怪獣映画に大切なのは怪獣が「Rampage」=大暴れすることであると再び気づかされた。
それに比べれば、
登場人物がみんなバカだとか、
アメリカ軍のあまりにお粗末な対応などは、
小さな問題である。
放たれた巨獣たち
ゴリラ、オオカミ、ワニ。
化学兵器で巨獣となった、
彼ら大暴れするシーンが本作最大の見せ場だろう。
怪物的に変貌するのではなく、
ベースとなった生物が強く表れた姿も
カッコいい!
特に気に入ったのは、オオカミが巨獣化した通称ラルフ。
ムササビのように飛膜を広げ滑空する姿、
そして、
しっぽのトゲをミサイルのように飛ばし、
戦闘ヘリの装甲をたやすく貫通する。
そりゃ、子犬も逃げ出すよ!!
第4の巨獣ドウェイン・ジョンソン
悪党に拳銃で撃たれても、
30秒後には「急所は外れたから大丈夫だ」と復活する奇跡の回復力。
どうみても4階以上の高さから、
ビルの窓をジャンプしてぶち破り、
無傷で着地する奇跡の肉体。
巨獣相手に
グレネードランチャー片手に挑む姿は、
彼自身が第4の巨獣といえる。
彼の行動のバカバカしさも、
終盤にはチャーミングにみえてくるから不思議ですね。
個人的満足度
7/10
巨大な怪獣が大暴れする楽しさを再確認できる映画!
バカバカしい設定や登場人物も関係ないぜ!!