蛸八の備忘録 映画・漫画・ゲーム

映画、漫画、ゲームなどの感想を書いていきます。

パシフィック・リム アップライジング 感想 ネタバレ有り

ある意味期待以上(悪い意味で)
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監督/スティーブン・S・デナイト

出演/ジョン・ボイエガ

         スコット・イーストウッド

         ジン・ティエン

         菊地凛子

         新田真剣佑

 

 

あらすじ

 KAIJUとの戦いから10年。

完全ではないが復興も進み、

PPDC(環太平洋防衛軍)は更なるKAIJUの進行に備え、軍備を整えていた。

PPDCの元パイロットであり、亡き英雄ペントコストの息子ジェイクは違法行為の責任をとる為、PPDCの教官となる。

無人イェーガー導入を決定する評議会が謎のイェーガーに襲撃を受ける。

警備の為、次世代イェーガーのジプシー・アベンジャーに搭乗していたジェイクは謎のイェーガーに立ち向かうが…

 

 

 

 

※今回かなり酷評していますので、出来に満足された方に不快な表現があるかも知れません。

 

 

 期待の低さを下回る出来

予告編の段階で期待値はかなり低かったのに、さらに下回ってきましたよ…

映画の後半はずっと失笑でした…

 

 

重厚感を失ったイェーガー

前作の重厚感が消え失せ、やたらスタイリッシュになったイェーガー。

ビュンビュン飛び回り、イェーガーの巨大さや迫力が全く伝わらない。

ジプシー・アベンジャーと謎のイェーガーとの対決はさながらイェーガープロレスで迫力ゼロ。

コクピットでは、パイロットがランニングマシンにでも乗ってんのかってくらい軽快に走ってます。

まさにイェーガーシェイプアップダイエット。

 

 

イェーガー・ビフォア・アフター

無人イェーガーの暴走で壊滅した基地でも大丈夫。

なんということでしょう。

自分で小型イェーガーを作り上げた匠(アマーラ)の手であっという間に修理完了。

パシフィック・リムのメインテーマが鳴り響けば、誰も違和感に気付きません(白目)

 

 

戦隊ヒーローの敵のようなニュートン博士

ビルの屋上で、

「おのれ人類め、巨大ロボットとは進歩がない」とか何とか言ってましたよ。

あれ?

戦隊ヒーローものでしたっけ?

 

 

 必殺ロケット天空×字拳

いやまさかパシフィック・リムでイェーガーの天空×字拳を観れるとは…

ドラゴンボールのナム選手もきっと喜んでますよ…

 

いやいや。

もうミサイルでも撃てば良いですね。

はい、そうですね。

 

 

 

ポストクレジットシーン

ジェイクは捕らえたニュートン博士に言います。

「頭の中のプリカーサー(異次元生命体)に伝えろ。

我々は恐れない。

次回は地球に来なくていい。

我々が行く。」

 

そんなジェイクに僕は言いたい。

「この映画を作ったら奴に伝えろ。

我々は(こんなポンコツ続編が再び作られるのを)恐れない。

次回作にお前は来なくていい。

デル・トロを呼べ」と…

 

 

個人的満足度

5/10

前作の重厚感や胸熱な展開を期待しなければ大丈夫。

イェーガーの天空×字拳を観たい方向け映画でした。