アウトサイダー 感想 ネタバレ有り
Netflixオリジナル極道映画
監督/マーチン・サントフリート
出演/ジャレット・レト
あらすじ
第二次世界大戦後の大阪。
日本で捕らわれたニックは、
刑務所でリンチにあっていた白松組に所属する清を助ける。
それがきっかけとなり、
白松組の組長と杯を交わし、
極道の道を歩んでいく。
オール日本ロケ、Netflixオリジナル極道映画
極道映画はあまり観ないのですが、
戦後の混沌とした雰囲気を外国人が俯瞰した視点で体験していく様は面白いです。
常に周りから異邦人(アウトサイダー)だと突きつけられながらも、日本の文化に適合していこうとする主人公が上手く描かれています。
日本人同士は基本的に日本語で話していますが、違和感のある会話は余り無かったです。
主人公がペンギンのジョークを言うシーンでは、意味が分からず組員がポカンとするなど文化の違いで笑いも伝わらないことなど表現されていました。
浅野忠信さんは、相変わらず重厚感のある演技と渋い声で痺れますね。
安田大サーカスのHIROさんも白松組の構成員として出演していますが、
寡黙でタフな男役で意外と悪く無かったです。
残念な点
椎名桔平さんの役名が変です。
オロチって…
海外の作品で日本人の名前が変なのは、よく有るんですよ。
この作品では、 それ以外の名前はあまり違和感が無かったのでもう少し良い名前は無かったでしょうか。
個人的満足度
7/10
極道の世界を外国人の俯瞰した視点で描いた良作。
でも、椎名桔平の役名は変。
