キングダムハーツ3 発売日決定!!
デッドプール2 帰ってきた俺ちゃんのパワーアップした3つの魅力 ネタバレ無し
帰ってきた俺ちゃん!!
上映時間/120分
監督/デビット・リーチ
出演/ライアン・レイノルズ
ジョッシュ・ブローリン
ザジー・ビーツ
あらすじ
恋人ヴァネッサを取り戻し、幸せに暮らすデッドプール。
そんなヴァネッサの願いは、
未来からきた男ケーブルから少年ラッセルを守ること。
その願いを叶えるため、「X-フォース」を結成するが…
魅力その1 第四の壁をぶち破れ!!
前作でも観客に語りかけたり、
ライアン・レイノルズ自身の経歴をいじったりしてきたデッドプールだが、
前作以上に映画と観客の壁をぶち壊します!
冒頭から、
「ローガン」がR指定ヒーローのハードルを上げたと嘆いたり、
相変わらず人がいない“恵まれし子らの学園”を見て制作サイドに文句を言ったり、
とにかく映画と現実の境界を飛び越えた軽口が炸裂します。
特にエンディング中に流れるポストクレジットシーンは、
ライアン・レイノルズいじりの総決算といえる内容で笑っちゃいましたよ!
エンディングが始まっても、席を立たないでね!!
魅力その2 パワーアップしたR指定アクション!!
「アトミック・ブロンド」でも迫力満点のアクションを撮った
“「ジョン・ウィック」で犬を殺した奴”こと、デビット・リーチ監督。
今回もR指定により、バイオレンス満載のアクション!!
デッドプールの“ヒーリング・ファクター”を活かした捨て身のアクションは切れを増し、
ケーブルの未来のガジェットと傭兵らしい近接格闘術を組み合わせたアクションも カッコいい!!
デッドプール自身も
“ヒーリング・ファクター”があるからって、無茶しすぎじゃない?
前作以上に体がバキバキになってるよ!!
魅力その3 俺ちゃんひとりじゃない! 超個性的なキャラクターたち!!
前作から続投組のコロッサスと
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(長い!)はもちろん新キャラ満載!!
未来からやって来た男ケーブル。
彼の標的となった“ファイヤーフィスト”ことラッセル。
デッドプールが結成した「X-フォース」。
彼らの活躍を期待していたら、意外な結果でビックリ!
その結果も、デッドプールらしいよ!!
「X-フォース」の中でも活躍するのが、
能力が幸運というドミノ。
「幸運なんか能力じゃねぇよ」と言い張るデップーも認める大活躍!!
ちなみに、
ザジーで検索するとあの金髪短パンの芸人さんが出てくるから、
気になったらザジー・ビーツで調べないとね…
忽那汐里さん演じるユキオも、
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(長い!!)との関係が微笑ましかったです。
これだけメンツが揃えば、
もう予算不足とは言わせないね!!
最後にお気に入りシーンについて
ミュージカル「アニー」の有名曲「トゥモロー」が流れるシーンが計3回あります。
3回目に流れるシーンのデッドプールの行動が、
前の2回流れたシーンにつながってくるので、印象的でしたね。
いやいやここでトゥモローかよ!!って思わず、
ツッコミたくなるんですが、
あえてのトゥモローなんでしょうね!
個人的満足度
8/10
デッドプールの魅力がパワーアップ!
バイオレンスな軽口ヒーローと仲間たちのアクションが迫力満点!!
この映画はファミリームービーだと語るデッドプール。
カーゴ 父の愛はウイルスに勝てるのか? Netflix配信 ネタバレ有り
すべては愛娘のために…
原題/CARGO
上映時間/104分
監督/ヨランダ・ラムケ
出演/マーティン・フリーマン
あらすじ
謎のウイルスに侵されたオーストラリア。
アンディは感染者から逃げるため、
妻と幼い娘を連れて船で川を下っていた。
だが、難破したボートに隠れた感染者に妻が噛まれてしまう。
治療のため近くの街に向かうが、
道半ばで妻が感染者に変異し、自身もまた感染してしまう。
感染から自我を失うまで、およそ48時間。
わが子を連れて、アンディは荒野をさまよう…
ゾンビ映画として観ると?
謎のウイルスから逃れるため、
市街地を避け、川下りで進む主人公。
この作品では、大都市が登場しません。
途中に小さな街が登場するのみ。
そのため、
オーストラリアの都市がどれ程のダメージを受け、どんな状態なのかわかりません…
治療キットの地図から、
主要都市に感染拡大したこと。
ある女性との、
「復旧するとおもう?」
「しばらく無理だろうな…」という会話。
この会話から市街地にも相当のダメージがあることを匂わしています。
一度に登場する感染者もせいぜい数十体くらいで、
ゾンビ映画にありがちな派手な銃撃戦も無く、
ゾンビ映画としての迫力は少し弱いと感じました。
ウイルスに感染すると不可解な行動をとりますが、
その行動の意味が説明されないのでわからない…
オーストラリアの先住民アボリジニらしき一族が浄化と称して、
ゾンビを狩っていたりと独自の面白い設定はあるのに活かしきれていない印象を受けました。
父は娘を連れ荒野を、さまよう…
父が娘のため、感染に抗いながらも前に進もうとする姿。
オーストラリアの荒野で、槍を使い感染者を仕留める一族の姿。
復旧を信じて過去のインフラにしがみつく哀れな男の姿。
崩壊後の世界で生きようする、
さまざまな人の生き方。
決して派手な訳ではないが、
この映画には秘められた魅力がある。
彼がとった最後の行動とは?
目的地までの距離はまだ長く、
だが、感染が進みアンディは意識を保てない。
無理にでも前に進むために彼は、
感染者が人の血の匂いに反応する性質を利用することを思い付く。
両腕を縛り、愛娘を背負い、
長い枝で人間の血と肉を自分の前につるす。
まさに馬の鼻先に人参をぶら下げた状態。
一見シュールな絵面ですが、彼の愛ゆえの行動ですね。
個人的満足度
7/10
独自の面白い設定はあるがそれが活かしきれていない。
良くも悪くもラストシーンが際立った作品。
相変わらず眉間にシワを寄せた困り顔が似合う
ゴッド・オブ・ウォーに残された3つの謎 ネタバレ有り
旅が終わり、残された謎…
クレイトスの旅はひとまず幕を閉じたが、
いくつかの謎が残された。
ネタバレが有りますので、
クリア前の方はご注意下さい。
謎その1 クレイトスは何故、生き返ったのか?
ゴッド・オブ・ウォーⅢのラストで、
復讐の連鎖を断ち切るために自らの命を絶ったクレイトス。
今回、甦ったクレイトスには、
腹部に自害した痛々しい傷が残っている。
だが、どの様に甦ったのか?
あるいは、死んでいなかったのか?
もし、死んでいたなら、
誰が、何故甦らせたのか?
いくつもの疑問が残るが、
今回のストーリーで明かされることはなかった。
今後のシリーズで語られることに期待ですね。
謎その2 クレイトスの亡き妻フェイの存在
クレイトスの亡き妻フェイ。
彼女の遺言から旅が始まりました。
旅の途中で、
クレイトスや鍛冶屋のシンドリから、
彼女がどのような人物だったか、断片的に語られます。
そして、
物語のラストで、彼女の正体が巨人の1人であったことが明かされます。
巨人たちは、
今回の旅を予知していたことも判明します。
何故、彼女はクレイトスとアトレウスの旅を望んだのか?
そして、
何故、クレイトスと出会ったのか?
そもそも、フェイとはどんな人物だったのか?
この謎の答えも、今後のシリーズで語られる可能性が高いのではないでしょうか?
謎その3 クレイトスの息子アトレウスは何者なのか?
クレイトスの息子アトレウス。
旅が始まるまで、
自分が神であることを知らず、
旅の途中では、
自分が何者であるか知らないため苦しみました。
物語のラストで、
彼に名付けられるはずだったもう1つの名前があることが判明します。
その名前は、ロキ。
「マイティ・ソー」などでもお馴染みですね。
普段は素直で良い人間(良い神?)のアトレウスですが、
自分の正体が神であると理解したとき、
奥底にある残虐さや傲慢さが垣間見えました。
その後、
クレイトスが彼に道を示したことで、
素直で善良なアトレウスに戻りました。
はたして、彼はロキとして成長してしまうのか?
アトレウスとして生きる道を選ぶのか?
そして、
北欧神話の他の神々は、
彼をどうするつもりなのか?
今後のシリーズで、描かれる一番の問題ではないでしょうか?
いくつもの疑問が残りましたが、
今後の彼らの活躍を期待して、次回作を待ちたいと思います。
ゴッド・オブ・ウォーの名シーン
神について諭すクレイトス
「子供が親を殺す。
これが、神なの?」
「どんな神になるかは、我らが決める。
過去の自分を乗り越えるのだ」
過去から解放されるクレイトス
「もう何も隠すことは無い」
アトレウスのひょっこりはん
「もう行こうよ、すぐそこなんだよ」
ゴッド・オブ・ウォー 父と子の成長を感じるストーリー クリア後の感想
亡き妻の願いを叶えるため、男は旅立つ
あらすじ
亡くなった妻の願いは、
全ての世界で最も高い山の頂上に
遺灰をまく事。
クレイトスは息子のアトレウスとともに、
険しき旅へと赴く…
父と子の物語
旅の始まりはぎこちなかった親子関係。
最大の見せ場は、
ドラゴンや北欧の神々ではなく、
旅を通して変化していく親子関係でした。
前作までは、
相手の首を絶対もぎ取るマンのクレイトスに、
こんなに感情移入できるとは思いませんでしたよ。
簡潔で分かりやすいストーリーライン
全ての世界で最も高い山に遺灰を運ぶ。
シンプルなストーリーラインが
最後までぶれない。
旅を通して息子の成長を感じ、
クレイトス自身も過去と向き合うことで
前進していく。
新たな北欧神話の世界
「ヴァルキリー・プロファイル」
「マイティ・ソー」など、
数多くのゲームや映画で取り上げられた
北欧神話の世界。
オーディンやトール、
ヨルムンガンドなど
ゲーマーなら一度は聞いたことがあるはず。
ギリシャ神話の神々を滅ぼし尽くした
クレイトスがたどり着いた世界。
北欧神話の内容を少ししか理解してない僕にとって、
新しい世界は常に新鮮で魅力的でした。
はじめに出会ったときは、
絶対にバトルになると思ったヨルムンガンドは、
想像以上に大人しかったです…
クレイトスの味方達
過去のクレイトスにとって、
自分以外は、
敵か利用するだけの存在でしかありませんでした。
しかし、
この旅のなかでアトレウスが架け橋となることで味方と呼べる存在を得ます。
皮肉屋なブロックと潔癖症のシンドリの、
ドワーフの鍛冶屋兄弟。
クレイトスの斧、
リヴァイアサンも彼らの作品。
オーディンに囚われた「知の巨人」ミーミル。
首を切断されて、
ストラップ状態になりますが、
頼れるアドバイザーとして大活躍!!
立ちはだかる北欧の神々
北欧神話の神々は、
前作までの神々と違い、
巨大な姿で現れることはありませんでした。
最大の敵、バルドル。
ある祝福を受けているため、
痛みも感じず、死ぬこともないバルドル。
異邦の神であるクレイトスが、
自分に死を与える存在となるのではと考えています。
「女神転生シリーズ」でも、
お馴染みのトールやオーディンは、今回は登場せず…
次回作への登場が期待されますね。
トールの息子、マグニ。
トールの息子、モージ。
個人的満足度
10/10
新武器リヴァイアサンのアクションが楽しい!!
旅を通じて、親子の成長を感じるストーリーが楽しい!!
次回作が今から待ち遠しいくらい大満足です!!
次回作では、あのハンマーを持つ神が登場か?